5月25日(土)、3年人文科学コースの生徒が、シンガポール教育省語学センターの高校生10名とオンラインで交流発表会を行いました。

発表テーマは両国共通して『日本の社会問題』です。2年生の3学期から本校出身大学生にサポートしてもらいながら、発表準備を進めてきました。本校生徒は英語での発表、シンガポールの生徒は日本語での発表です。当日は高校総体出場者を除く30名に加え、2年人文科学コースの生徒20名および1年生6名も観覧し、積極的に質問もしながらの活発な発表会となりました。

発表内容は「カジノ導入が日本に与える影響」「外国人労働者の受け入れ」「オーバーツーリズム」など9項目にわたり、データ分析を織り交ぜながら発表しました。日本とシンガポールでは問題意識や意見の食い違いも一部見られ、お互い質疑応答することで理解を深めました。

発表が終わった後は、「日本で流行しているもの」を紹介したり、シンガポールで流行っている日本のアニメを教えてもらったりなどしながら、和やかな雰囲気で対話を進めました。なかにはシンガポールの生徒とメール交換をし、今後も個人的に交流を継続する生徒もいます。

 

 

〇生徒の感想

・シンガポールの発表者全員が日本語がとても上手で驚いた。また、日本の農業についてしっかり調べて今後の対策も考えていてすごいと思った。

・発表の時、緊張とむこうからの質問にとまどったが、グループの人と話し合って発言し、それがシンガポールの人に伝わったことがとても嬉しかった。

 

・シンガポールの発表は資料を適切に用いて根拠が示されており、とてもわかりやすか

った。シンガポールの保育環境はいいものの、保育士不足という問題を日本と同様に

抱えていることを知った。