7月6日(水)に、2年生理系クラスの化学基礎のオンライン授業で、島津製作所による特別授業を行いました。テーマは『走査型プローブ顕微鏡を使ってCD―Rを調べる』です。最初に、CD―Rのどこに、どのように情報が記録されるのかを、一人一人に配布された記録前のCD―Rを手に取りながら予想しました。そして、走査型プローブ顕微鏡による樹脂表面画像やそのしくみ、粗さを数値化して表現できること、樹脂が熱で融けることを利用することなどを学びました。
生徒からは、「なぜ光を当てCDを回転させるのか」などの質問も出て、講師の松田さんから丁寧に答えていただきました。また、「研究する上での流れがわかった」「知らないことが学べてよかった」などの感想があり、物質の役割を知る充実した内容となりました。